大阪府北部を震源に18日発生した最大震度6弱の地震。地元旅館ホテル組合によると、組合員施設の建物に目立った被害はほぼ見られないが、予約のキャンセルが多発している。
大阪府旅館ホテル生活衛生同業組合によると、いくつかの客室が使えなくなった旅館・ホテルがあるものの、休業の報告はない。ただ、予約のキャンセルが6月宿泊分のみで人数ベースで約3万人に達している。
兵庫県旅館ホテル生活衛生同業組合が県東部の組合員に調査したところ、調査に協力した158軒のうち、建物の被害が1件。予約キャンセルは18日宿泊分が1552件、19日が679件、20日以降が670件。神戸市内などのビジネスホテルは地震当日と翌日、温泉地の旅館は先々の団体客のキャンセルが多く出ている状況だ。